言葉の専門家 武藤雄一 / YuichiMuto
コピーライター、クリエイティブディレクター。武藤事務所代表。企業や商品のブランディングなどを手掛ける。広告賞などを多数受賞
1996年 広告代理店などを経て武藤事務所を設立
クリエイティブディレクターとして、数々の仕事を手掛けてる。
いくつもの広告に関する賞も受賞している。
それでも、武藤は自分を「言葉の専門家」である、と考えている。
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日本は「助詞」と「助動詞」の国なんです。
特に日本語の言葉の表現は「助詞」と「助動詞」によって全く違うものになります。
”彼は、カレーを食べたい、と言った” のか、それとも
”ふとテレビを見ながら彼は言った、カレーを食べたい” なのか。
それによって見えてくるイメージは全く異なります。
ーー
コピーとしての言葉は、商品だけでなく、会社を人を、彩る。
お化粧をして、包み込み、時に事実を柔らかに変化させことすらできるかもしれない。
それでも、やはり隠せないものはある。
言葉は全てを覆いつくして被せる「布」ではなく、そのモノ自体の形を活かして
際立たせ、違う見方を提供する道具であると武藤雄一は考えている。
今一度、言葉の力を信じて、そこで働く人や作られたモノを、伝えてみたい
その人たちが普段は当たり前すぎて、気にもかけないけれど、何よりも大事な言葉を発掘する
言うならば、それは本当の”気持ち”がそこにあるのかを探る仕事
それが、クリエイティブディレクターであるよりも、言葉の専門家であるということなのである。
武藤雄一 主な受賞歴
2010年 ニューヨークADC賞 銀賞
2010年 日経広告賞 部門賞
2010年 ブルノ・ビエンナーレ コーポレ−トアイデンティティ部門 金賞
2010年 ロンドン インターナショナル アワード(LIA) カレンダー部門 金賞
2010年 ロンドン インターナショナル アワード(LIA) C ・I部門 金賞
2011年 広告電通賞 新聞部門準グランプリ
2011年 日本雑誌広告賞 銀賞
2012年 ニューヨークADC賞 金賞
2012年 広告電通賞 入賞
2014年 APA/日本広告写真家協会 広告部門準グランプリ
2015年 ロンドン インターナショナル アワード(LIA) カレンダー部門 銀賞
2016年 雑誌広告賞 銀賞
2017年 東京コピーライターズクラブ 審査委員長賞
主な企業/仕事
○ 資生堂 美白スキンケア ホワイテス ホワイテス
○ サントリー スキンケア化粧品「エファージュ」のCMなど。
○伊勢神宮 20年に一度の式年遷宮へ向けてのキャンペーン。
○ 靴下屋/TABIO 広告/店舗/WEBを含むブランディング
○講談社 正月元旦広告をはじめとする新商品創刊キャンペーンなど。
○ JAL パイロット募集広告他、北海道キャンペーンなど。
○ソニーミュージック
ヒーリング系ミュージシャン「S.E.N.S.」のアルバムジャケット及び、ネーミングアルバム企画・広告等。
○ テレビ東京一部上場広告
○ 東京ガス 「まさにガスだね。」
○ホテルオークラ 文芸春秋に毎月記載されている年間企業広告(2004年1月〜)
○まるちゃん 「smile for all」キャンペーン
○YAMAHA
・企業広告 ・グローバルキャンペーン 「その思い出には、音がある。」
○リコー 企業広告 新聞 「私の存在より、GXRの存在のほうが大きい。それでいい。」
○ SB
・ ハーブティ専門ブランド 「ソレイラ」の店舗も含めたブランディング
・ シュガー&シーズニングミックス「おひさまキッチン」のトータルブランディング。
・ 赤缶カレーブランディング
○ ハウスウエディング「T&G」のコンセプトブック
○明治
・ THE CHOCOLATE(ネーミング)・トロット(ネーミング)・カール40周年キャンペーン
・ キシリッシュ ブランドコピー・メルティキッスなど。
○三井不動産 広島都市開発 「hitoto」(街のネーミング)とそのブランディング など。
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